8月26日(木)米国株高を受けて買い先行も膠着感の強い展開に。
2021年 08月 26日
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■8月26日 本日の見出し
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米国株高を受けて買い先行も、
ジャクソンホール会合を前に膠着感の強い展開に。
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■本日の相場概況
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『国内』
本日の東京株式市場で日経平均株価は
前日比17円49銭高の2万7,742円29銭と小幅に続伸。
前日の米国株市場が堅調に推移したことを受けて、
幅広い銘柄に買いが先行する展開となりました。
ただ、2万8,000円近辺では戻り売りが警戒されたほか、
明日からはジャクソンホール会合を控えており、上値を追う向きは限定的。
日経平均株価は、伸び悩む推移となり、
後場にかけては前日の終値近辺で小動きとなっています。
新興市場では楽観ムードが続き、
日経ジャスダック平均株価、東証マザーズ指数は続伸しています。
『海外』
26日午前の中国・上海株式市場で、上海総合指数は反落。
中国当局による規制強化懸念が引き続き投資家心理の重荷となったほか、
指数は前日におよそ1ヶ月ぶりの高値を付けていたため、
短期的な利益確定目的の売りも波及した模様です。
『為替』
26日14時時点の東京外国為替市場で
円相場は1ドル=109円97~98銭近辺と円安に傾倒。
前日の米長期金利の上昇を受けて、
日米金利差拡大を見込んだ円売りが優勢となりました。
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■明日の日本株見通し
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本日の日本株市場では、菅首相が
ワクチン接種証明書を活用する考えを示したことで、
外食や百貨店、旅行・レジャー関連、鉄道などの
経済再開に関連する銘柄の一角に買いが見られました。
昼ごろには「自民党は、9月末の任期満了に伴う
党総裁選の日程を9月17日告示、29日投開票と決定した」とも
伝わっており、選挙が話題になりやすくなっているため、
今後は国内の政策に着目しての
取り組みを進めていきたいところです。
最高値圏で推移する米国株価指数は、
米金融政策の動向次第では一旦の調整局面を迎える可能性があり、
そうなれば日本市場もつられて弱含む可能性もあるでしょうが、
主力株が膠着感を強める場面では
国内の政策に関連した銘柄に個別で物色が向く期待も。
明日は、ジャクソンホール会合でのパウエル議長講演を控えており、
相場全体としては動きにくい展開が想定されるものの、
個別銘柄の押し目はしっかりと拾っていきたいです。
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■明日の予定
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『国内』
8月都区部消費者物価指数(8:30)
『海外』
米7月個人所得・個人消費支出(21:30)
米カンザスシティー連銀主催のジャクソンホール会議(オンライン)
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:35,405.50(+39.24)
・ナスダック:15,041.859(+22.059)
・S&P500:4,496.19(+9.96)
・為替:110.06-110.07(+0.32)
『国内』
・日経平均株価:27,742.29(+17.49)
・TOPIX:1,935.35(-0.31)
・日経ジャスダック平均株価:3,934.34(+21.68円)
・東証マザーズ指数:1,095.70(+13.05)