7月20日(火)デルタ株の感染拡大を懸念して売りが優勢。
2021年 07月 20日
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■7月20日 本日の見出し
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デルタ株の感染拡大を懸念して売りが優勢。
東京五輪や4連休を控えて持ち高を整理する動きも。
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■本日の相場概況
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『国内』
本日の東京株式市場で日経平均株価は
前日比264円58銭安の2万7,388円16銭と続落。
前日の米国株価指数が大幅に下落した流れを受け、
寄り付きで売りが先行した後、
押し目買いが入り下げ渋る展開となりました。
米国株価指数先物が時間外取引で
堅調に推移したことも支えとなっています。
新興市場では連休前の手仕舞い売りが優勢で、
日経ジャスダック平均株価、東証マザーズ指数も続落して終了。
『海外』
20日の中国・上海株式市場で、上海総合指数は続落。
前日の米国市場での商品先物の下落が投資家心理を冷やし、
資源・素材などの景気敏感株に売りが優勢となりました。
『為替』
20日14時時点の東京外国為替市場で
円相場は1ドル=109円45~46銭近辺と円高に傾倒。
世界的な株安の流れを受けて、
「低リスク通過」とされる円には買いが優勢となりました。
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■明日の日本株見通し
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Kanonです。本日もお疲れさまでした。
本日の日本株市場は終日軟調な展開となったものの、
上方修正を発表したキヤノンが個別で買われるなど、
企業業績を意識した物色意欲は続いています。
ここ数日の下落は、市場参加者が少ないため
値が大きく振れやすくなっていたことや、
4連休、東京五輪の開催を控えてスケジュール面での
手掛けにくさが意識されたことも要因だと見られ、
連休明けの買戻しには期待ができるでしょう。
また、連休明けの28日、28日には米FOMCを控えていますが、
先んじて米国株化指数が下落したことや、
デルタ株の感染拡大による景気の停滞が懸念されていることから、
金融政策についてより市場に配慮した上で発言がなされる期待ができ、
市場にネガティブな影響を与えるリスクも低下していると分析。
決算発表も来週後半から本格化して参りますので、
企業業績を材料にした物色に期待して、
明日の仕込みを狙っていきたいです。
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■明日の予定
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『国内』
日銀金融政策決定会合議事要旨(6/17~18開催分)
6月貿易収支(8:50)
6月訪日外国人客数
『海外』
米20年国債入札
ビットコイン関連イベント「The B Word」開催
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:33,962.04(-725.81)
・ナスダック:14,274.984(-152.253)
・S&P500:4,258.49(-68.67)
・ドル円:109.52-109.54(-0.32)
『国内』
・日経平均株価:27,388.16(-264.58)
・TOPIX:1,888.89(-18.24)
・日経ジャスダック平均株価:3,953.54(-17.54円)
・東証マザーズ指数:1,128.70(-8.29)