7月15日(木)新型コロナウイルスへの警戒感が上値の重荷に。
2021年 07月 15日
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■7月15日 本日の見出し
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パウエル米FRB議長の議会証言は無事通過も、
新型コロナウイルスへの警戒感が上値の重荷に。
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■本日の日本株概況
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おはようございます、Kanonです。
パウエル米FRB議長の米連邦議会下院証言は、
特段のサプライズなく通過しています。
米主要3指数はまちまちの推移となりましたが、
日本市場は東京五輪の開催を前にして
新型コロナの感染拡大懸念も根強く
本日は軟調な展開が想定されるでしょう。
ただ、足元で発表されている企業業績も
良好な内容のものが目立ちますので、
売り一巡後は押し目買いが入り、
下げ渋る可能性が高いと見ています。
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■前日の海外概況
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『NYダウ平均』
14日の米国株式市場でダウ工業株30種平均は、
前日比44ドル44セント高の3万4,933ドル23セントと小幅に反発。
パウエル米FRB議長が下院金融サービス委員会で証言し、
インフレは一時的との見方を示したことで、
これを受けて米長期金利が低下し、
金利低下局面で買われやすい高PERのハイテク株などに買いが入っています。
指数が高値圏で推移するなかで一部の銘柄には利食い売りも見られ
ナスダック指数は小幅に下落して終了となりました。
『為替』
14日のNY外国為替市場で円相場は1ドル=109円90銭~110円00銭と円高に傾倒。
パウエル米FRB議長が14日の議会証言で、
インフレ加速は一時的との見方を維持したことで
米長期金利が低下し、日米金利差縮小を見込んだ円買いが優勢となりました。
『日経平均先物』
14日の大阪取引所で日経平均先物9月物は、
前日比35円安の2万8,515円と続落。
2万9,000円に近づいた水準での上値の重さが嫌気されて
売りが優勢となって終了しています。
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■本日の予定
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『国内』
日銀金融政策決定会合(~7/16)
『海外』
中国4-6月期GDP(11:00)
中国6月鉱工業生産(11:00)
中国6月小売売上高(11:00)
中国6月固定資産投資(11:00)
米7月ニューヨーク連銀製造業景気指数(21:30)
米7月フィラデルフィア連銀景気指数(21:30)
米6月鉱工業生産(22:15)
パウエルFRB議長が米上院で議会証言
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■本日決算発表
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ファーストリテイ、ベイカレント、マネフォワ-ド、
ウエストHD、パソナG、日置電、TKP、ドトル日レス、
ウイングアーク、北の達人、日本国土、ココナラ、RPA、
ベクトル、オキサイド、ビザスク、テラスカイ、サーバーワクス、
バロック、ウォンテッドリ、グッドパチ、大庄、ロゼッタ、
ヨシムラフード、串カツ田中、AFC-HD、ノダ、
AVANTIA、東洋電、オンデック、エコモット、U&C
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:34,933.23(+44.44)
・ナスダック:14,644.952(-32.702)
・S&P500:4,374.30(+5.09)
・ドル円:109.98-110.00(-0.52)
『国内』
・日経平均株価:28,608.49(-109.75)
・TOPIX:1,963.16(-4.48)
・日経ジャスダック平均株価:3,995.69(-0.17円)
・東証マザーズ指数:1,183.83(+5.94)
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■本日の注目銘柄
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・【7599】IDOM
上期経常を47%上方修正・最高益予想を上乗せ、通期も増額。
※こちらはアナリスト注目の銘柄で
推奨ではありません。