7月14日(水)日経平均株価は2万9,000円を前に売りが優勢。
2021年 07月 14日
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■7月14日 本日の見出し
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日経平均株価は2万9,000円を前に売りが優勢。
パウエルFRB議長の議会証言を控えて様子見も。
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■本日の日本株概況
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おはようございます、Kanonです。
前日の米国株市場では、
朝方に発表された経済指標が市場予想を上回り、
利益を確定する売りが優勢となりました。
米財務省が午後に実施した30年物国債入札が低調な結果に終わり、
長期金利が1.4%台に上昇したことも株売りの材料になった模様。
これを受けて日本株市場でも買いが先行する展開となりそうです。
日経平均株価が、直近の上値の重しとなっている
2万9,000円に近い水準で推移していることも
上値の重さを意識させる要因に。
ただ、一巡後は、値頃感を好感しての押し目買いに期待ができるほか、
本日には、パウエルFRB議長の議会証言を控えて
下げ渋り、膠着感の強い展開になりやすいでしょう。
足元では企業の決算発表も続いますから、
業績面を材料視した個別物色が続く期待もできそうです。
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■前日の海外概況
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『NYダウ平均』
13日の米国株式市場でダウ工業株30種平均は、
前日比107ドル39セント安の3万4,888ドル70セントと反落。
4~6月期の決算を発表した
大手の金融株に材料出尽くしと見た売りが波及したほか、
13日に中型機「787」の機体の一部で
改修が必要な問題が見つかり、
生産ペースを引き下げると発表した
ボーイングの下落も指数の重荷となっています。
ハイテク株にも利食い売りが優勢で、
ナスダック指数も反落して終了しています。
『為替』
13日のNY外国為替市場で円相場は1ドル=110円60~70銭と円安に傾倒。
米長期金利の上昇、日米金利差の
拡大を受けた円売りが優勢となりました。
『日経平均先物』
12日の大阪取引所で日経平均先物9月物は、
前週末比120円高の2万8,655円と続伸しています。
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■本日の予定
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『海外』
米6月生産者物価指数(21:30)
ベージュブック(7/15 3:00)
パウエルFRB議長が米下院で議会証言
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■本日決算発表
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ABCマート、Sansan、JINSHD、クリレスHD、
いちご、サカタのタネ、サイゼリヤ、S Foods、
不二越、コメダ、メディアドゥ、IDOM、リンガハット、
PRTIMES、ダイト、SFP、トウキョベース、古野電、
バリュエンスH、セラク、UUUM、MrMaxHD、
ロコンド、ブックオフGH、チームスピリト、ユーピーアール、
ティアンドエス、小津産業、PCNET、ニイタカ、前沢工、
三光合成、農総研、トレファク、GameWith、
シンメンテHD、関通、アララ、インタファクトリ、リックソフト、
メディカネット、SERIOHD、247、ALiNK、
エムビーエス、エディア、クックビズ、AHCG、アクアライン
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:34,888.79(-107.39)
・ナスダック:14,677.654(-55.586)
・S&P500:4,369.21(-15.42)
・ドル円:110.60-110.61(+0.24)
『国内』
・日経平均株価:28,718.24(+149.22)
・TOPIX:1,967.64(+14.31)
・日経ジャスダック平均株価:3,995.86(+14.76円)
・東証マザーズ指数:1,177.89(-5.78)
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■本日の注目銘柄
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・【6255】エヌ・ピー・シー
9-5月期(3Q累計)経常は2.2倍増益・通期計画を超過。
※こちらはアナリスト注目の銘柄で
推奨ではありません。