7月7日(水)米経済指標の予想下振れを受けて売りが優勢に。
2021年 07月 07日
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■7月7日 本日の見出し
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米経済指標の予想下振れを受けて、
世界景気の回復鈍化を懸念した売りが優勢に。
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■本日の相場概況
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『国内』
本日の東京株式市場で日経平均株価は
前日比276円26銭安の2万8,366円95銭と反落。
米経済指標が市場予想を下回ったことで、
世界景気の回復が鈍化するとの懸念から
リスクオフの売りが優勢となりました。
国内では東京五輪・パラリンピック開催を前にして
新型コロナウイルスの感染動向が懸念されていることも
重荷になっている模様です。
投資家心理が弱気に傾いたことで、
日経ジャスダック平均株価、東証マザーズ指数も
反落して終了しています。
『海外』
7日の中国・上海株式市場で、上海総合指数は反発。
中国当局による資本市場への規制強化を懸念し、
朝方は売りが先行したものの、
売り一巡後は新興ハイテク株を中心に押し目買いが入り
上昇に転じて終了しています。
『為替』
7日14時時点の東京外国為替市場で
円相場は1ドル=110円51~52銭近辺と円高に傾倒。
米長期金利の低下を受けて円買いが優勢となりました。
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■明日の日本株見通し
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Kanonです。本日もお疲れさまでした。
本日の日本株市場は軟調な展開となりましたが、
下値では押し目買いも見られており、
下げ渋って終了しています。
職域接種の申し込みが一時停止となるなど、
ワクチン接種の加速にブレーキがかかっている上に
東京オリンピックというイベントを控えて
国内景気の回復への不透明感も続いている模様ではありますが、
企業業績がコロナ禍の落ち込みから上向いていることは事実です。
今週末からは企業の決算発表も続きますので
業績面の進捗が明らかになることで
相場全体が動きやすくなる期待も高いでしょう。
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■明日の予定
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『国内』
6月都心オフィス空室率(11:00)
6月景気ウォッチャー調査(14:00)
5年国債入札
『海外』
米5月消費者信用残高(7/9 4:00)
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:34,577.37(-208.98)
・ナスダック:14,663.640(+24.315)
・S&P500:4,343.54(-8.80)
・ドル円:110.68-110.69(-0.09)
『国内』
・日経平均株価:28,366.95(-276.26)
・TOPIX:1,937.68(-16.82)
・日経ジャスダック平均株価:3,977.42(-21.13円)
・東証マザーズ指数:1,181.42(-7.11)