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意地商いは破滅の因

こんにちわ。


日本投資機構株式会社アナリストの

Kanonです。


先日までの記事は見ていただけましたでしょうか?


今回は


【PER】


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「Price Earnings Ratio」の略。株価収益率(倍)


株価が1株当たり純利益の何倍まで買われているかを見る指標。


すなわち

1株当たり純利益の何倍の値段が付けられているかを見る投資尺度。

現在の株価が企業の利益水準に対して


『割高』『割安』


を判断する目安として多くの投資家に利用されています。



なぜ、今になってPERの様な基礎用語を説明をするのか?


と言われてしまうかもしれませんが、今まで学んできたのは


投資における基礎知識であり


テクニカル面でのお話が多かったと思います。


テクニカルを駆使して銘柄の選定をした結果


その銘柄は割高なのか割安なのか。


“もっと”その銘柄を


しっかり精査するための順序として今PERなのです。


◆PERの求め方


一般にPERが


高ければ利益に比べて株価が割高


低ければ利益に比べて株価が割安


であるといわれます。


PERは


株価÷EPS(1株あたりの純利益)


で求めることが出来ます。


例えば


株価が同じ1,000円の銘柄が2つあり


A社の1株あたりの純利益が100円の場合


1,000÷100=10 10倍


B社の1株あたりの純利益が50円の場合


1,000÷50=20 20倍


よって


A社の方がより割安であることがわかります。


一般的にPERは15倍以下で割安であると判定されます。


◆割安性の分析


PERでわかることは


今の株価が1株当たりの利益の何倍に相当するのか?


つまり


現在の株価と同等の投資資金を回収するのにいったい何年かかるのか


がわかります。


上記の場合は


A社の場合は10年で投資した分を回収することが出来、

B社の場合は20年で投資した分を回収することが出来る。


という塩梅です。


ですので数値はより低い方が割安であることがわかりますね。


ただ、企業の業績や株価変動によって変化しますので数値は絶対的なものではありません。


あくまで判断材料の一つにすぎませんが、非常に参考に出来る指標です。



◆過去、現在、将来予想のPERの数値を比較


先ほど15倍以下は「割安」であると伝えましたが


深く掘り下げることによってPERの信憑性は変わってきます。


注意しないといけないのは


過去のPERよりも現在のPERの方が高くなっている場合です。


この場合はたとえ15倍以下であったとしても、

予想PERが高くなることが想定される場合は割安と判断できます。


予想PERは日経新聞社の公式サイトや会社四季報などでも

公開されていますので活用してみるとよいでしょう。



◆同業他社のPERの数値を比較


業種によってPERの信頼度は大きく変わってきます。


分かりやすいのがIT企業。


IT企業は基本商品がネット上で完結され、無形商品が多くあります。


例えば、ゲーム会社。


一昔前は

ファミコンなどの「ハード」とゲーム「ソフト」という目に見える有形商品でした。


しかしIT全盛の今、ハードを必要としない、インターネット上で完結する

アプリがメインとなっていますね。


スマホゲームなどがこれに代表されます。


端的ではありますが


ゲームを作成構成、商品化出来るエンジニアの獲得、育成と


販路確保、アイデア、パソコンがあれば商品化でき、


スマホやパソコンという一台の端末があれば


世界中の誰にでも販売することも可能です。


従来のような


生産工場や、工場で働く従業員、電気店やおもちゃやさんなどの販売店が不要となりました。


つまり極論


6畳一間のアパート、従業員1人の会社であっても、何億もの人に商品販売することが可能なのです。


まさにみなさんご存知の「FaceBook」は


創設者のマーク・ザッカーバーグが大学時代に始めた無料サービスから始まった会社です。



そのザッカーバーグ氏は現在、世界富豪ランキングで5本の指にはいります。



結果、収益率は高く、会社の利益が大きくなりますので、株価収益率も大きくなります。

IT業者(特に新興市場)のPERは基本割安判定では信頼性に欠けるものとなることが多くなります。


こういった場合には同業種の平均PERを比較することで見抜くことも出来ます。


【1447】ITbook 約43倍


【9613】NTTデータ 約21倍


IT業種の平均PBR 約25倍



業界の平均PBRが25倍


基本的にこれよりも低ければ、業界的に割安であるといえます。


つまり


【9613】NTTデータ 約21倍


は現在業界内では割安とみれるという事です。

※15倍以上であっても割安判定となる例です。


◆まとめ


このようにPERを意識することでその企業の割安性だけではなく


将来性や業界での立ち位置まで見て取ることも出来るのです。


そして


テクニカル精査で見つけた銘柄がPERで割安であると判断し、

更なる精査を行い将来性が見えた銘柄に投資することが出来るようになる。


これが真の投資家です。


想定通りに株価が動き、予想どおりの利益を得ることが出来るようになります。


かの少額投資の神様とも呼ばれるウォーレンバフェットの得意とするバリュー投資方法に織り込まれる手法です。


ちなみにウォーレンバフェットの世界富豪ランキングは2位です。


投資って夢がありますよね。




え?割安銘柄の探し方がどうしてもわからない?



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今回は「PER」についてお話してきました。出来るだけ伝わりやすいように書いてきましたがわからない事は何度でも読み返して、そしてメール、ライン等でも結構ですのでお聞きくださいね。、


次回は「PBR」についてわかりやすく説明していきたいと思っています。どうか今後もよろしくお願いします。









by nihontoushikikou4 | 2021-07-12 13:04 | 日本投資機構株式会社アナリストKanon | Comments(0)

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