2月16日(火)買い先行後、上げ幅を拡大する展開に。
2021年 02月 16日
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■2月16日 本日の見出し
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買い先行後、上げ幅を拡大する展開に。
大引けにかけては利益を確定する売りも。
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■本日の相場概況
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『国内』
本日の東京株式市場で日経平均株価は
前日比383円60銭高の3万0,467円75銭と大幅続伸。
前日の欧州株式市場の上昇に加えて、
新型コロナウイルスのワクチン普及期待が支えとなり、
買いが先行する展開となりました。
その後上げ幅を拡大しましたが、
大引けにかけて利益を確定する売りが波及し、
上げ幅を縮小して終了しています。
日経ジャスダック平均株価は続落も、
東証マザーズ指数は続伸して終了しています。
『海外』
16日午前の香港株式市場でハンセン指数は大幅に続伸。
休場期間中の原油高や15日の欧州株高を受け、
投資家心理が改善しています。
『為替』
16日14時時点の東京外国為替市場で
円相場は1ドル=105円56銭近辺と円安に傾倒。
日経平均株価の上昇に歩調を合わせる形で、
「低リスク通貨」とされる円には売りが優勢となりました。
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■明日の日本株見通し
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Kanonです、本日もお疲れ様でした。
日経平均株価は大幅高となりましたが、
東証1部の値上がり銘柄数は846銘柄、
値下がり銘柄数は1,251銘柄と
個別で見ると値下がりしていた銘柄の方が
多かったことがわかります。
先物、オプションに絡んだ売買や
主力の値がさ株、半導体関連への買いが
本日の相場上昇の要因になったと言えるでしょう。
また、引けにかけて日経平均株価が
急激に上げ幅を縮小する場面も見られましたが、
これは日足で見たボリンジャーバンドなどの
テクニカル指標が過熱感のある水準まで上昇していたことや、
「中国は米国防衛産業省向けにレアアース輸出を制限か」と
英フィナンシャル・タイムズが報じたことで
米中対立が意識されたことの両方が要因だと見ています。
米中対立が意識されるのであれば、
足元で上昇していた半導体関連などにとっては
上値を抑える材料となりやすいでしょう。
その分、内需関連などに資金が向く期待はできますので、
引き続き相場全体を見つつ推奨を行っていきます。
半導体関連などに天井形成局面が見られて来れば
空売りも取り入れていく予定です。
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■明日の予定
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『国内』
12月機械受注(8:50)
1月貿易収支(8:50)
『海外』
米1月小売売上高(22:30)
米1月鉱工業生産指数(23:15)
米2月NAHB住宅市場指数(2/18 0:00)
FOMC議事録(1/26~1/27開催分)
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:31,458.40(+27.70)
・ナスダック:14,095.474(+69.700)
・S&P500:3,934.83(+18.45)
・為替 ドル円:105.51-105.53(+0.34)
『国内』
・日経平均株価:30,467.75(+383.60)
・TOPIX:1,965.08(+11.14)
・日経ジャスダック平均株価:3,862.84(-6.71円)
・東証マザーズ指数:1,320.73(+6.43)