1月18日(月)過熱感が意識されて利益を確定する売りが波及。
2021年 01月 18日
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■1月18日 本日の見出し
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過熱感が意識されて利益を確定する売りが波及。
好業績銘柄や新興株には個別物色も。
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■本日の相場概況
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『国内』
本日の東京株式市場で日経平均株価は
前日比276円97銭安の2万8,242円21銭と続落。
前週に日経平均株価は上げ幅を拡大していたため、
米大統領就任式などの重要イベントを前に
利益を確定する売りが優勢となりました。
ただ、売り一巡後は
今夜の米国株市場が休場となることもあり、
様子見ムードが強まり、下げ渋る展開となりました。
材料難となるなかでIT関連など
コロナ禍でも好業績を維持している銘柄に買いが入り、
日経ジャスダック平均株価は小幅に反発、
東証マザーズ指数は続伸しています。
『海外』
18日午前の中国・上海株式相場は続伸。
取引開始後に発表された2020年10-12月の
中国実質国内総生産(GDP)が市場予想を上回ったことで、
投資家心理がリスクオンに傾いています。
『為替』
18日14時時点の東京外国為替市場で
円相場は1ドル=103円72-73銭近辺と小動き。
18日は米国がキング牧師誕生日の祝日のため、
動意薄で様子見ムードの強い展開となっています。
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■明日の日本株見通し
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2021年が始まって半月が経過しましたが、
年明けの米議会選挙決選投票後に強まった
大規模な経済対策に期待しての
景気敏感株買いの流れは前週末までで一巡した模様。
本日は、足元の国内経済に着目した
コロナが業績の追い風となる銘柄への
買いが目立つ展開となっています。
また、次回決算が近づいていて、
好決算や上昇修正に期待ができる銘柄への
物色も徐々に入ってきている印象です。
日経平均株価が下落しても、
こうした買いが見られているということは、
投資家心理は概ねポジティブと言えますので、
積極的な先回り買いで短期的な利益を
狙いやすい相場になっていく期待ができるでしょう。
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■明日の予定
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『国内』
20年国債入札
『海外』
米11月対米証券投資(1/20 6:00)
イエレン次期財務長官の承認公聴会
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:30,814.26(-177.26)
・ナスダック:12,998.502(-114.136)
・S&P500:3,768.25(-27.29)
・為替 ドル円:103.72-103.74(+0.03)
『国内』
・日経平均株価:28,242.21(-276.97)
・TOPIX:1,845.49(-11.12)
・日経ジャスダック平均株価:3,778.07(+0.44円)
・東証マザーズ指数:1,236.51(+19.00)