11月20日(金)東京市場大引け。3連休を控えて手仕舞い売りが優勢に。
2020年 11月 20日
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■11月20日 本日の見出し
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3連休を控えて手仕舞い売りが優勢に。
上昇に出遅れていた個人も多く押し目買い意欲は強い。
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■本日の相場概況
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『国内』
本日の東京株式市場で日経平均株価は
前日比106円97銭安の2万5,527円37銭と続落。
昨夜の米国株式市場は上昇したものの
時間外取引での米国株価指数先物が弱含んだことで
日経平均株価は売りが優勢の展開となりました。
引き続き、国内感染者数の増加が嫌気されていますが、
値ごろ感のある銘柄には押し目を拾う動きも見られております。
一部の中小型株に物色の矛先が向き、
日経ジャスダック平均株価は続伸、
手仕舞い売りが重荷で
東証マザーズ指数は小幅反落と
新興市場はまちまちの展開となりました。
『海外』
20日午前の中国・上海株式相場はほぼ横ばいで推移。
前日までの続伸を受けて
時価総額の大きい金融株などに
目先の利益を確定する売りが優勢となりましたが、
中国政府が打ち出した消費拡大策への期待は根強く、
指数は小動きとなっています。
『為替』
20日14時時点の東京外国為替市場で
相場は1ドル=103円81~82銭近辺と前日比で
ほぼ横ばいで推移しています。
世界的な感染者数の増加を嫌気した
リスクオフの円買いが一巡し、
国内で3連休を控えることもあり、
積極的に持ち高を傾ける動きは限定的です。
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■来週の日本株見通し
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アナリストのKanonです。
本日も場中に東京都の感染者数が、
500人を超えたとの報道がありましたが、
感染者数増加を懸念しての売りは
限定的となっています。
ある程度の悲観の織り込みが進んでいると見られるほか、
新型コロナウイルスの感染拡大による
景気の低迷が続くのであれば、
緩和的な金融政策も今後も続くといった見通しが
株式市場では好感されている模様です。
上値での出来高が多く、
需給が崩れてしまっている銘柄については
注意していく必要がありますが、
個人投資家の買い意欲も強く、
年末にかけてさらに売買が活況になる期待もできますから
チャートを維持している銘柄や値ごろ感の強い銘柄などには
積極的に投資を行っていって問題ないでしょう。
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■火曜日の予定
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『海外』
独11月Ifo景況感指数(18:00)
米9月FHFA住宅価格指数(23:00)
米9月S&Pコアロジック・ケース・シラー住宅価格指数(23:00)
米11月消費者信頼感指数(11/25 0:00)
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:29,483.23(+44.81)
・ナスダック:11,904.714(+103.111)
・S&P500:3,581.87(+14.08)
・為替 ドル円:103.77-103.78(-0.05)
『国内』
・日経平均株価:25,527.37(-106.97円)
・TOPIX:1,727.39(+0.98)
・日経ジャスダック平均株価:3,584.35(+11.66円)
・東証マザーズ指数:1,198.36(-0.32)
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