10月19日(月)東京市場大引け。米株価指数先物の上昇を好感して買い優勢の展開に。
2020年 10月 19日
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■10月19日 本日の見出し
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米株価指数先物の上昇を好感して買い優勢の展開に。
薄商いが続くなかでも米経済対策への期待感が支え。
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■本日の相場概況
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『国内』
本日の東京株式市場で日経平均株価は
前週末比260円50銭高の2万3,671円13銭と大幅反発。
前週末の米国株式市場の上昇を受けて、
輸出関連など幅広い銘柄に買いが先行する展開となりました。
買い一巡後も、米追加経済政策の合意期待を背景として
時間外取引で米国株価指数先物が堅調に推移したことを支えに、
幅広い銘柄に物色が向き、上げ幅を拡大して終了。
一方で、7~9月期の中国国内総生産(GDP)など
主要統計の発表を受けた上海総合指数が
小幅に下げる場面が目立ち、
一段の上値を抑える要因となりました。
前週末のナスダック指数が小幅安となったこともあり
前場では新興株に売りが強まる場面も見られましたが、
下値では買戻しが入り、日経ジャスダック平均株価、
東証マザーズ指数も上昇して終了しています。
『海外』
19日午前の中国・上海株式相場は反落。
朝方は米中の消費改善を好感する買いが先行しましたが、
中国の7~9月期の実質国内総生産(GDP)が
前年同期比4.9%増と市場予想(5.2%増)を下回り、
徐々に売りが優勢となっています。
『為替』
19日14時の東京外国為替市場で円相場は1ドル=105円42~43銭近辺と円安に傾倒。
日経平均株価が堅調に推移したことで、
「低リスク通貨」とされる円には売りが優勢となりました。
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■明日の日本株見通し
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アナリストのKanonです。
本日の日経平均株価は大きく上昇して終了。
主な要因は、ペロシ米下院議長が追加の米景気対策に関して
大統領選前の合意の可能性について言及し、
ダウ平均先物が堅調に推移したことにあると見ています。
米景気対策を巡るホワイトハウスとの協議の期限は
20日いっぱいとのことですから、
結果が出るまでは持ち高を傾けにくく、
明日の日経平均株価は高値圏で
膠着感の強い展開となりやすいでしょう。
また、経済対策が何らかの形でまとまるのであれば、
一旦の好材料を消化する形で相場が上昇する期待ができますが、
その後の22日には米大統領選候補者討論会を控えるなど
先行き不透明感を意識させる材料は残っております。
基本的にはレンジで乱高下する展開を想定しつつ、
なるべく安いところで銘柄を拾っていけるように
推奨を進めていければと思います。
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■明日の予定
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『国内』
9月首都圏マンション発売(13:30)
20年国債入札
『海外』
米9月住宅着工件数(21:30)
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:28,606.31 (+112.11)
・ナスダック:11,671.555 (-42.316)
・S&P500:3,483.81(+0.47)
・為替 ドル円:105.39-105.40(+0.09)
『国内』
・日経平均株価:23,671.13(+260.50円)
・TOPIX:1,637.98(+20.29)
・日経ジャスダック平均株価:3,628.83(+15.54円)
・東証マザーズ指数:1,318.68(+6.09)
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