東京市場大引け『市況』by日本投資機構株式会社 評判
2019年 12月 11日
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■12月11日 本日の見出し
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イベントを複数控え様子見ムードの強い展開に。
個別株には利益を確定する売りも波及。
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■本日の相場概況
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『国内』
11日の東京株式市場で日経平均株価は、
前日比18円33銭安の2万3,391円86銭と小幅続落。
前日と同じ値幅の中で揉み合う展開となりました。
米国の中国への追加関税発動期限が15日に迫るなかで、
米連邦公開市場委員会(FOMC)、英国総選挙などの
イベントを控え様子見ムードの強い展開が続いています。
個別株は高安まちまちとなり、
日経ジャスダック平均は小幅続伸、
東証マザーズ指数は反落しています。
『海外』
11日午前の中国・上海株式相場で上海総合指数は小幅続伸。
10日から中国の経済政策の方針を決める中央経済工作会議が始まり、
政府による景気下支え策への期待が相場の支えとなりましたが
米中協議の先行きを見極めたいとして上値を追う動きは限定的です。
『為替』
14時時点の東京外国為替市場で円相場は、1ドル=108円74~75銭と円安に傾倒。
明日にかけて米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表や
英総選挙など重要イベントを控え、様子見姿勢が強まっています。
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■明日の日本株見通し
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アナリストのKanonです。
ナバロ米大統領補佐官はFOXビジネスのインタビューで
15日の対中関税発動の期限延期は
「大統領次第、近く決定がある」と述べています。
本日は中小型株にも軟調な動きが目立ちましたが、
関税発動が回避できない可能性が意識され
利益を確定する売りや
リスクオフの売りが波及した面があるでしょう。
今週末までは同様の流れが続きやすいと見ているため、
お忙しい方はロスカット値や買値より上で、
念のため逆指値注文を入れておくといいかと見ています。
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:27,881.72 (-27.88)
・ナスダック:8,616.184 (-5.643)
・S&P500:3,132.52 (-3.44)
・為替 ドル円:108.75-108.76(+0.13)
『国内』
・日経平均株価:23,391.86(-18.33円)
・TOPIX:1,714.95(-5.82)
・日経ジャスダック平均株価:3,738.22(+3.16)
・東証マザーズ指数:897.94(-8.27)
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■明日の予定
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『国内』
10月機械受注(8:50)
11月都心オフィス空室率(11:00)
『海外』
英国議会総選挙
ECB定例理事会(ラガルド総裁記者会見)
EU首脳会議(~12/13)
米11月生産者物価指数(22:30)
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