東京市場大引け『市況』by日本投資機構株式会社 評判
2019年 10月 07日
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■10月7日 本日の見出し
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前週末の米国株高を好感し買い先行も、
米中通商協議を前に上値を追いにくくマイナス圏で終了。
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■本日の相場概況
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『国内』
7日の東京株式市場で日経平均株価は、
前週末比34円95銭安の2万1,375円25銭と小幅反落。
米雇用情勢に対する警戒感が和らぎ買いが先行しましたが、
10~11日の米中通商協議を前に様子見ムードが強まり
マイナス圏に落ち込む展開となりました。
米中通商協議が難航しているとの報道を受け、
為替が円高方向で推移し、
NYダウ先物も下落していることが嫌気されています。
内閣府は14時に8月の景気動向指数速報値を発表し、
統計の結果から機械的に判断される景気の基調判断を
「下げ止まり」から「悪化」に変更。
ただ株式市場での反応は限定的です。
好材料を発表した銘柄を中心に個人の買いが入り、
日経ジャスダック平均は続伸、
様子見ムードが強まったことで東証マザーズ指数は反落しています。
『海外』
本日は中国(上海・深セン)と香港が休場となっており、
明日取引を再開する予定です。
『為替』
14時時点の東京外国為替市場で円相場は、1ドル=106円79~80銭近辺と円安に傾倒。
。4日に発表された9月の米雇用統計が警戒したほど
悪くはなかったとの見方から円売り・ドル買いが先行しました。
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■明日の日本株見通し
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アナリストのKanonです。
今週は、10日~11日まで
米中閣僚級の通商協議の開催が予定されています。
しばらくは米中貿易問題に関連したヘッドラインに
相場が左右される可能性もあり、
投資家としては警戒感を緩めきれないため
売買代金が低調で様子見ムードの強い展開が続きそうです。
また、米中協議に関してネガティブな報道が伝わっていることから
明日休み明けとなる中国市場の動向にも注目。
中国市場で主要指数が下げ幅を拡大するようであれば、
日本市場でも投資家心理が悪化しやすい点には注意が必要です。
当面は為替や、米中問題によって左右されにくい、
内需系の銘柄を中心に短期の売買を進めていければと思います。
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:26,573.72ドル (+372.68)
・ナスダック:7,982.474 (+110.209)
・S&P500:2,952.01 (+41.38)
・為替 ドル円:106.89-106.90(+0.13)
『国内』
・日経平均株価:21,375.25円(-34.95円)
・TOPIX:1,572.75(-0.15)
・日経ジャスダック平均株価:3,390.96(+11.03円)
・東証マザーズ指数:868.42(-2.07)
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■明日の予定
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『国内』
8月家計調査(8:30)
8月毎月勤労統計(8:30)
8月経常収支(8:50)
9月景気ウォッチャー調査
『海外』
ノーベル物理学賞発表
米9月生産者物価指数(21:30)
休場:インド
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