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日本投資機構株式会社 株式2.0アナリスト 石塚由奈が解説「金融リテラシー」とは?

こんにちわ。
日本投資機構株式会社「株式2.0」専属アナリストの

石塚由奈です。


先日までの記事は見ていただけましたでしょうか?

もしよろしければこちらから見て頂けると順序よく進んでいけるかと思います。


「金融リテラシー」


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唐突にお聞きしますが あなたはどれくらい金融知識をお持ちでしょうか?

ちょうどNIKKEI マネー研究所にチェックシートがあったので引用します。

1.金利が年1%、インフレ率が年2%の時、現在の100万円の1年後の実質的な価値は?   
  ①100万円より高い  ②100万円より低い
2.「円定期預金3か月もの、金利年2%」という金融商品。100万円を3か月預けると、受け取れる利息は?   
  ①約2万円  ②約4,000円
3.外貨を買う際の為替手数料が1米ドルあたり1円、南アフリカランドは0.3円。どちらが有利?
  ①米ドル  ②南アフリカランド
4.100万円を年間5%で運用する。毎年儲けの5万円を引き出す場合と、儲けを元本に加えながら運用する場合を比較すると30年後の儲けの差は手数料を引いてどれくらい?
  ①約30万円  ②約180万円
5.同じ資産に連動する投資2本のどちらかに現時点で投資するなら基準価格が低い方が有利?
  ①正しい  ②間違い

以下がでしょうか?


2択ですので正直あてずっぽうでも2個は正解出来ます。


この5問中、最低でも3問正解以上出来ていない場合はあなたの金融リテラシーは


低い


と世間では言われてしまいますし、お金と上手に付き合っていくのが今後難しくなってきますので注意が必要です。


正解は最下部に記載いたしますので、是非よくお考えになって回答ください。


金融リテラシーってなに?


「金融リテラシー」とは、家計管理や資産形成、金融取引、保険、金利にローンといった知識を指し、お金というものと上手に付き合っていくために必要な知識や判断力のことをいいます。


家庭環境、教育環境、地域環境等によっても変わってきます。


あなたのお住まいの都道府県はいかがでしたでしょうか?


そして前回にもお話したリスクの話にも通じてますがこちらも考えてみてください。



それでは次です。


「ある企業株に10万円を投資すると、50%の確率で2万円の値上がり、50%の確率で1万円の値下がりが期待されるとします。あなたは投資しますか?」



①投資をしない。



②投資をする。

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投資家の判断になるので当然、正解はありません。


しかし、こう書かれると日本人は、損失に目がいってしまい、リスク回避行動をとるようになります。


その数なんと80%が上記の条件では「投資をしない!」と回答しています。



しかし



確率通りであれば期待値は105%の10万5千円となります。


理論上は10回この投資を行えば5万円儲かる計算です。


と言葉を足した場合はいかがでしょうか?




①投資をしない。



②投資をする。


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「投資をする」と答える人が増えたはずです。


このように人は目先の利益、目につくリスクに対して敏感になりがちです。


目先という点ではこういうのもあります。


「今なら10万円差し上げます。しかし、1年まっていただければ11万円さしあげます。」




①今すぐもらう



②1年後にもらう


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ほとんどの方が①を選択します。


どう考えても1年後の方がお得なのにです。


目先の現金、そして1年後にもらえる保証がないというリスクも考えてしまう方もいるでしょう。

1年後その方が亡くなってるかもしれないし、あなたが受け取れない状況にあるかもしれないですからね。


しかし、それは銀行でも同じわけです。


銀行普通預金の利息はおおむね0.001%。100万円貯金して1年後には10円の利息が付きます。


この現実があるのに、


日本人は収支(貯金)を「正義」とし、支出(投資)を「悪」としがちです。


あなたはどちらでしょうか?


金融リテラシー 自身でだいたい理解いただけましたでしょうか?


金融広報中央委員会が「金融リテラシークイズ」をWEBで行っていますので、ご興味あればやってみてはいかがでしょうか?

【金融広報中央委員会「金融リテラシークイズ」】



それではおまちかねのクイズの回答です。


1 金利が年1%なら100万円は1年後に101万円に増えます。しかしインフレ率が2%なら、1年後に同じお金で買えるモノの量は98%に減ります。101万の98%は約99万円。(答え(2))


2 金利は通常1年あたりで示します。100万円を2%で1年預けると利息は2万円、例に挙げた商品に適用するのは3カ月間なので利息は4分の1。さらに2割が税金で引かれ、手取りは約4000円です。 預金金利を高めに表示する商品は同じ額以上の投資信託や外貨預金の購入とセットの場合が目立ちます。円預金のわずかな上積みは投信などの販売手数料で消えてしまいがちなので注意が必要です。(答え(2))


3 為替手数料は金額ではなく、通貨1単位あたりの比率で考えます。 1ドル=120円の1円は0.83%にあたり、運用後再び円に戻すと往復で1.7%。 1南アフリカランド=8円のとき0.3円は4%弱で、往復で8%弱に。 高金利の外貨運用では手数料率が意外に高くなりがちなので注意が必要です。(答え(1))


4 100万円を年率5%で運用できるなら1年目のもうけは5万円。これを引き出した後、2年目にまた100万円を運用すればもうけは同じ5万円。当初元本での運用を続けるのが単利運用と言います。 しかし、もうけを2年目の元手に加え105万円にして5%で運用すれば、もうけは5万2,500円になります。 これを複利運用といい、30年続けると432万円に増え、もうけの合計は332万円。単利運用のもうけは150万円なので、2倍強の大差になります。(答え(2))


5 投信は設定時に通常1万円からスタートします。簡単に言えば、その後の値動きに応じて基準価格が変化する仕組みです。 例えば特定の日本株指数に完全に連動する2つの投信があり、A投信の基準価格が現時点で1万4,000円、B投信が1万2,000円とします。これはAの設定時に比べ指数が4割上昇、Bでは2割上昇したことを示します。AはBに比べて指数が安い時期に設定されたため、基準価格の差が付いているのです。AとBの基準価格は今後同じ比率で変動していくので、どちらが有利とはいえない。(答え(2))



いかがだったでしょうか?


金融リテラシー へのご理解が少しでも深まって、投資に興味をもっていただければ幸いです。


投資って本当に面白いですよ!



次回は「資産運用とは?」資産運用とはいったいぜんたいどうすることなのか?を追及してみましょう!


投資はギャンブルではありません。知識があるだけではプロにはなれません。

根拠をもって利益を出せてこその“プロ投資家”が弊社には終結しています。

投資、資産運用でお悩みであればぜひ弊社「日本投資機構株式会社」ご連絡ください。


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by nihontoushikikou4 | 2019-04-21 13:54 | 日本投資機構株式会社 アナリスト石塚 | Comments(0)

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