東京市場大引け『市況』by日本投資機構株式会社 評判
2019年 03月 20日
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■3月20日 本日の見出し
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FOMCの結果発表を前に様子見ムードが続く。
大型株が手掛けにくいことで新興銘柄に物色。
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■本日の相場概況
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『国内』
20日の東京株式市場で日経平均株価は
前日比42円07銭高の2万1,608円92銭と小幅反発。
米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を前に
様子見ムードの強い相場展開が続きました。
FRBの年内利上げ回数や経済見通しが
市場に与える影響が大きいとして積極的な売買は控えられています。
また、明日21日が春分の日で休場となり、
特に日本時間21日早朝の取引が海外為替市場で薄くなることから
FRBのハト派スタンスが想定以上に強く表現されれば
投機的な円売買が仕掛けられる可能性もあるとの警戒感も。
中国・上海株式相場が上昇が軟調に推移したことも
日本株の上値を抑える要因となりました。
東証1部の主力銘柄に手掛けにくさが出ていることから
値動きの軽い新興銘柄を物色する動きが見られ
日経ジャスダック平均株価、東証マザーズ指数は反発で終了。
『海外』
20日午前の中国・上海株式相場で上海総合指数は続落。
短期的な相場の過熱感からいったん利益を確保する売りが優勢となっています。
『為替』
14時時点の東京外国為替市場では、1ドル=111円58~59銭と円安に傾倒。
20日は事業会社の決済が集まりやすい「5・10日(ごとおび)」で、
21日が国内では祝日でもあるため、
国内輸入企業が支払いのためにドル買いを急いだ影響が出ています。
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■明後日の日本株見通し
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今回のFOMCでは政策金利の据え置きが確実視されますが、
「年内の利上げを1回とするかゼロとするか」が
市場の関心を集めています。
米シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)グループが
金利先物相場から算出する「フェドウオッチ」では、
短期金利の指標であるフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を
19年中は据え置くとの見方が75%、さらに2割超は利下げを見込んでいます。
つまり、年内の利上げ見通しが1回という結果になれば
市場予想よりも「タカ派」的であったとして
株売り要因になる可能性が高いです。
一方でゼロとなれば、
これまで慎重姿勢を崩していなかった投資家が
金融緩和の長期化を想定して株買いに回る可能性が高く
株式市場が一段上へ上昇する期待できるとして
明後日の相場を見ていきます。
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:25,887.38ドル (-26.72)
・ナスダック:7,723.946 (+9.468)
・S&P500:2,832.57 (-0.37)
・為替 ドル円:111.53-111.58円 (+0.27)
『国内』
・日経平均株価:21,608.92円 (+42.07円)
・TOPIX:1,614.39(+4.16)
・日経ジャスダック平均株価:3,455.74円 (+7.12円)
・東証マザーズ指数:942.19 (+4.59)
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■明日のイベント
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『国内』
春分の日
『海外』
EU首脳会議(~22日)
米3月フィラデルフィア連銀景気指数(21:30)
米2月景気先行指数(23:00)
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■株式2.0参加者様へワンポイント!
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アナリストの江口です。
明日は日本市場が休場となることで
米FOMCの結果とそれを受けた米国株の動向に
注目が集まります。
どちらにせよ相場の方向感が見えてくる金曜日は
仕込み時だと見ているため、新しい銘柄を推奨予定です。
22(金)の場中に相場の流れを見つつ配信する予定ですので
是非お買付けをご検討ください。
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by nihontoushikikou4
| 2019-03-20 16:24
| 株式市況
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