東京市場大引け『市況』by日本投資機構株式会社 評判
2020年 03月 26日
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■3月26日 本日の見出し
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国内感染者の増加が懸念され売りが優勢に。
大幅反発に対して利益を確定する売りも波及。
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■本日の相場概況
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『国内』
26日の東京株式市場で日経平均株価は
前日比882円03銭安の1万8,664円60銭と大幅反落。
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、
東京都が週末の外出自粛や平日昼間の自宅勤務を要請しており、
先行きの消費動向を警戒した売りが優勢に。
外出の自粛要請にとどまっていますが、
外出禁止ではなかったため今後日本でも
感染者が急増する可能性があるとして懸念されています。
新型肺炎拡大懸念により投資家心理が悪化したことで
日経ジャスダック平均、東証マザーズ指数も反落しています。
『海外』
26日午前の中国・上海株式相場で、上海総合指数は小幅反落。
相場全体を動かすような取引材料が乏しく、
目先の利益を確定するための売りが出ております。
『為替』
26日午後の東京外国為替市場で円相場は1ドル=110円71~72銭と円高に傾倒。
日経平均株価が下落したことで、円買いが優勢となりました。
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■明日の日本株見通し
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アナリストのkanonです。
本日の日経平均株価は、大幅反落。
日銀のETF買いが入ったと見られる場面もありましたが、
買いが続かずに、下落してしまっています。
日経平均株価先物のチャートを見ますと
節目を割っておりますので、
再び下値を模索すると考えるべきでしょう。
日経平均株価はまず1万8,000円近辺、
もし売りの勢いが強いようであれば、
1万7,000円近辺までの下落が考えられます。
目先のシナリオとしましては、
明日は週末の買い控えで上値重い展開に。
週明けは、週末の国内新型肺炎感染者数によっては
配当権利落ちと重なって大幅下落する可能性があります。
ただ、需給面は続落を続けた頃よりはよくなっておりますので、
週明けあたりは滅多にない買い場になると期待しています。
下げ相場で、勝負できる場面が多くはありませんが、
チャンスを逃さないように
きちんと相場と向き合っていければと思います。
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:21,200.55 (+495.64)
・ナスダック:7,384.295 (-33.562)
・S&P500:2,475.56 (+28.23)
・為替 ドル円:110.42-110.43(-1.04)
『国内』
・日経平均株価:18,664.60(-882.03円)
・TOPIX:1,399.32(-25.30)
・日経ジャスダック平均株価:2,976.49(-38.66)
・東証マザーズ指数:613.98(-27.12)
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■明日の予定
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『国内』
配当・優待権利付き最終日
3月都区部消費者物価指数(8:30)
『海外』
米2月個人消費所得・個人支出(21:30)
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